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アガパンサス‘オリンピックスカイブルー’(小型種)の育て方と栽培レポート

アガパンサス`オリンピックスカイブルー’の花 栽培レポート

アガパンサス‘オリンピックスカイブルー’について、栽培事例をご紹介します。私の場合の育て方や、四季の様子、育てた感想等をまとめます。これから育てたい方や、既に育てている方の参考になれば幸いです。一緒に育てている‘シルバーベイビー’と‘スーパーブルー’もご紹介します。

アガパンサスの特徴

アガパンサス`オリンピックスカイブルー’全景
(6月 自宅の庭)植えてから4年経った‘オリンピックスカイブルー‘

アガパンサスは梅雨時に花茎が長く伸びて爽やかな青紫色の花を咲かせる宿根草です。立ち姿、色合いの良さ、育てやすさから人気となっています。愛の花とされており、名前の由来はギリシャ語の「agape(愛)」、「anthos(花)」から来ています。交配による改良品種が多く作り出されていて、コンパクトタイプから大型タイプ、常緑性、落葉性といったバリエーションがあります。花色は青紫色が基本ですが、白色や青紫と白のバイカラーの品種もあります。和名はムラサキクンシラン(紫君子蘭)、別名はアフリカンリリーです。

アガパンサスには品種がたくさんありますが、‘オリンピックスカイブルー’はコンパクトで花付きが良い品種です。増えるスピードが早く、株分けでボリュームが数倍にまで増えました。常緑の大型品種には寒さに弱いものがありますが、この品種は比較的寒さにも強く地植えでも育てやすいです。

基本データ
学 名Agapanthus‘Olympic Sky Blue‘
分 類ヒガンバナ科 アガパンサス属
形 態多年草(常緑性~半常緑性)
原産地南アフリカ
大きさ高さ30~60cm、幅30~60cm
開花期5~7月
花 色青紫
日 照日当り~半日陰
水 分乾燥気味
耐寒性
耐暑性
増やし方株分け、実生
用 途庭植え、鉢植え、グランドカバー、切り花

わたしの育て方

私の庭では2018年より育て始め、通路沿いの最前列に植えています。草丈は40cm、花の高さは60cm程度になります。

栽培環境

日当たりを好みますが、適応性が高く、半日程度の日照でも栽培は可能です。直射日光が4時間程度の場所に植えていますが毎年たくさんの花を見ることができています。

土は水はけの良い土壌を好みます。過湿は苦手なため、水の溜まるような場所には植えない方が良いです。私の場合、通路際はレンガ舗装の下に砕石基礎があるおかげで水はけが良くなっています。

水やり

根が太くて水を貯える能力があるため乾燥に強いです。植え付け時以外は、水やりしていません。夏でも放任で栽培できています。

肥料

花付きを良くするには春と秋に緩効性肥料を適量与えます。やせ地でも育つので、肥料を与えなくても大きな問題はありません。私は春先に他の草花と合わせて有機肥料を少量与えています。

病気・害虫

目立った病害虫は出ていません。病害虫が少ないのは嬉しいポイントです。

お手入れ

春の芽吹き前に枯れた古葉切り、花後に花茎の切り取りを行っています。

芽数が増えて込み合ってきたら株分けを行います。芽が動く前で寒さの和らぐ3月が適期です。厳冬期の1~2月は行わない方が無難です。‘オリンピックスカイブルー’は良く増えるので、3~4年毎に行うと良いと思います。

四季の生育状況

春の様子(3~5月)

4月に入り暖かくなると新しい葉が伸び始めます。5月には新しい葉が生え揃い、花茎が伸び始めます。暖かい年だと5月中に開花した事もありました。

夏の様子(6~8月)

アガパンサス`オリンピックスカイブルー’の蕾
(6月中旬)‘オリンピックスカイブルー’のつぼみ

6月には花茎が立ち上がり、中旬には蕾がふくらんで開花します。蕾は皮で守られています。ネギ坊主(ネギの花)に少し似ています。

アガパンサス`オリンピックスカイブルー’の咲き始め
(6月中旬)開花直前の様子

皮が外れて蕾が膨らんできました。まもなく開花します。

アガパンサス全景
(6月下旬)開花時の様子。花茎が60本程立ち上がっている。右の株は白花品種

開花期間は1か月ほどで、1本の花茎に10~40輪ほどの花が咲きます。年によっては5月に開花した事もあります。花茎は短いもので高さ30cm、長いもので60cmになり、充実したものほど長くて花数も多いです。

アガパンサス`オリンピックスカイブルー’の実
(7月下旬)受粉するとツヤのある実ができる

花後に花茎を切らないでおくと実ができます。熟すのは9月に入ってからで、中には薄くて黒い種が入っています。採り撒きしてみたら発芽し、小さな苗になりました。花が咲くまで4~5年かかるらしいのでのんびり待つ事にします。

秋の様子(9~11月)

霜が当たるまでは葉が緑色を保っています。寒風にさらされると葉先から茶色く枯れてきます。

冬の様子(12~2月)

常緑性とされていますが、冬季に-5度を切る私の庭では葉の大部分が枯れ込みます。ただし、寒さには強いようで、その後の生長や開花には特に影響はありません。

育てた感想など

見た目と育てやすさ

半日陰に植えたため、花が咲くのか不安でしたが、毎年たくさん咲いてくれてとても満足しています。花も綺麗ですが、細長い葉もアクセントになっています。株は勝手に広がらないので、レイアウトに使いやすい印象です。コンパクトで扱いやすく、大型品種よりも景観に馴染みやすいと思います。

おすすめの使い所

洋風のガーデンに合います。小型の品種のため前景に向いています。グランドカバーとして群植すると見ごたえのある空間が作れます。

相性の良さそうな植物

他の植物と組み合わせる場合は、青や白の花を合わせて涼し気なブルーガーデンを作ってみてはいかがでしょうか。同じアガパンサスの白花品種と組み合わせても清涼感が増します。また、色の対比効果で黄金葉の品種をアクセントに加えてもおもしろいと思います。

例1:バラ(白系)、アメリカノリノキ‘アナベル’、宿根フロックス、ガウラ(ハクチョウソウ)、アガパンサス(白花)

例2:アガスターシェ‘ゴールデンジュビリー’、ヒューケラ(黄色系)

関連情報

私の庭では他にも以下の2品種を育てています。品種の特徴と育てた感想を記載します。

  1. アガパンサス‘シルバーベイビー’
  2. アガパンサス‘スーパーブルー’

アガパンサス‘シルバーベイビー’

アガパンサス`シルバーベイビー’全景
(6月下旬)植えてから4年経ったシルバーベイビー
アガパンサス`シルバーベイビー’の花
(6月下旬)花のアップ。白地に青みが入る。

私の庭では2018年より育て始め、他品種と同様に通路沿いの最前列に植えています。こちらは白花をベースに淡いブルーの色が入る品種です。開花時期やサイズ感が多品種と一緒で、色違いとして楽しんでいます。購入時の園芸タグでは常緑ですが、オリンピックスカイブルーと同じく寒さで葉が枯れ込みます。この品種も結実します。

育てた感想

オリンピックスカイブルーと比較すると株の増殖はゆっくりです。花付きも少な目の印象ですが、十分に楽しめています。環境耐性は同様で育てやすいです。白花で矮性という個性は魅力があります。品種の特性なのか、若干ですが花だけでなく葉色も青白みがかっています。

アガパンサス‘スーパーブルー’

アガパンサス`スーパーブルー’全景
(6月下旬)植えてから1年経った株の姿
アガパンサス`スーパーブルー’の花
(6月下旬)オーソドックスな青花

2021年より育て始め、他品種と同様に通路沿いの最前列に植えています。サカタのタネで「野放し球根」に選出されている丈夫な品種です。こちらも種ができます。

育てた感想

タグでは中型品種と記載されていましたが、他の2品種と同程度の大きさに納まっています。栽培歴が1年なので真価を発揮しきれていないかもしれません。引き続き観察を続けます。

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